大使挨拶

上原忠春 駐ジョージア日本国特命全権大使

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駐ジョージア大使の上原忠春です。2017年8月1日にジョージアに着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

ジョージアは,欧州・ロシア・中東を結ぶ十字路に位置する南コーカサスのキリスト教国です。峻険なコーカサス山脈が織りなす複雑な地形のなかで,多様な民族が独自の言語・文化を守りながらも発展してきた複雑な歴史を持っています。ジョージアは,旧ソ連崩壊後の1991年に独立を果たしました。まだ「グルジア」という国名になじみの深い方もいらっしゃるかもしれませんが,日本政府は2015年4月より日本語での呼称を「ジョージア」に変更しています。

日本は1992年にジョージアと外交関係を結び,2017年には外交関係樹立25周年を迎えました。大相撲ではジョージア人力士も活躍していますが,柔道やラグビーといった各種スポーツ,バレエなどの芸術分野,民間ビジネス,そして政治対話や国際社会における協力等,日本とジョージアの関係は幅広い分野で着実に拡大し深まっています。2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピックは,これまでにも増して両国の絆を強めるよい機会になると確信しています。2017年6月5日からはジョージア国民に対するビザ発給要件も緩和され,観光をはじめとする両国間の人的交流の更なる活発化も期待されるところです。

日本政府は,ジョージアの独立後,様々な開発協力を通じて国の発展を支えてきました。円借款,無償資金協力や技術協力等を通じて,高速道路などのインフラ整備から教育機関,医療機関,農業関連施設の整備といった草の根レベルの支援まで,ジョージアの各地において幅広い分野での支援を行ってきています。

文化面では,首都トビリシ,ムツヘタをはじめとする歴史ある街々,目を見張るような美しい自然,ワインに代表される豊かな食文化を誇る国であり,ジョージアは私たちを魅了する素晴らしい国だと思います。大の日本贔屓であるジョージア人の暖かい友情に触れる機会を,より多くの日本の皆さんに味わってほしいと思います。

自由,民主主義,市場経済といった基本的価値観を共有するパートナーであるジョージアと日本との関係の一層の発展に向け,今後とも尽力していく所存です。また,徐々に増えつつあるジョージアへの旅行者,あるいはジョージアに居住されている日本人の方々の安全確保やジョージアでビジネスを行う日系企業の支援にも積極的に取り組んでいく考えです。