草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「アジャラ自治共和国移動式図書館車両整備計画」の署名

3月17日，上原大使と独立ジャーナリスト・ハウスのアスラン・チャニッゼ代表が「アジャラ自治共和国移動式図書館車両整備計画」の贈与契約に署名しました。
　同地方は，貧困を背景として，各世帯が子女教育を十分に手当てすることができず，これに起因する教育格差が社会・経済的格差に繋がるという悪循環に悩まされています。
今回の案件の実施を通じて，アジャラ自治共和国に移動式図書館車両1台を整備することにより，同国農村部の5歳～19歳の児童・青少年の基本的読解力を始めとする学力全般の向上に寄与することが期待されます。日本国政府による支援額は7,920,000円です。