日・ジョージア友好議連連盟のジョージア訪問

令和5年5月24日
5月4日から7日まで、逢沢一郎衆議院議員(日・ジョージア友好議員連盟会長)及び平将明衆議院議員(日・ジョージア友好議員連盟メンバー)はジョージアを訪問しました。訪問の概要は以下のとおりです。

(1)5日、逢沢一郎衆議院議員及び平将明衆議院議員は、シャルヴァ・パプアシヴィリ議会議長と会談を行いました。会談では、ジョージアの政治・経済・文化情勢や日・ジョージア友好関係の発展に関する議論が行われました。



(2)同日、両議員は、ニコロズ・サムハラゼ議会外務委員会委員長(ジョージア・日本友好議連会長)及び同友好議連に所属するジョージア議会議員らと会談を行いました。会談では、ジョージアを取り巻く国際情勢及び地域情勢、日・ジョージア友好関係の発展、両国議会間交流の更なる活発化等が議論されました。



(3)同日、両議員は、ジョージア・イノベーション・テクノロジー庁(Georgia's Innovation and Technology Agency:GITA)のテクノロジー・パークを訪問し、ジョージアにおけるイノベーション・エコシステムの創出支援の活動を視察しました。その後、GITA幹部及びIT企業関係者らとの昼食会に出席し、日・ジョージア経済関係やビジネスに関する意見交換を行いました。



(4)その後、両議員はジョージア外務省にて、イリア・ダルチアシヴィリ外務大臣と会談を行いました。会談では、日・ジョージア関係の現状、世界・地域情勢、今後の両国間協力の発展等が議論されました。



(5)同日、逢沢一郎議員は更にUNHCRジョージア事務所を訪問し、ジョージアにおける難民問題の現状に関してケムリン・フルリー代表と意見交換を行いました。並行して、平将明衆議院議員は公共サービス・ホールを訪問し、数多くの行政手続きを一か所で済ますことができるワン・ストップ・ショップの仕組みを視察しました。



(6) 6日、逢沢一郎衆議院議員及び平将明衆議院議員は、当地EU停戦監視団(EUMM)と共に、ジョージアの被占領地域であるツヒンヴァリ地方(南オセチア)の行政境界線(ABL)を視察しました。その後、両議員は、ゼモ・ニコジ村に移動し、日本政府が「草の根・人間安全保障無償資金協力」の枠組みで医療機材を供与したニコジ村診療所を視察しました。逢沢一郎衆議院議員が日本側を代表して挨拶を行い、診療所関係者からは日本の支援に対する謝意が表明されました。