石塚大使による日本の外交政策及び日・ジョージア関係に関する講演会の実施

令和8年9月11日
9月9日、石塚英樹駐ジョージア大使は、大使公邸において、筑波大学とイリア大学関係者に向けて、日本政府の「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」戦略に関する講演を行い、以下の趣旨を説明しました。
・「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」戦略では、2016年のG7伊勢志摩サミットにて安倍総理(当時)によって発表された。同戦略は、自由で開かれたインド太平洋を通じたアジアとアフリカの「連結性」向上をキーワードに、民主主義や国連憲章を始めとした国際法を遵守し、国際社会における法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に取り組み続けてきた日本の姿勢を明確に示すもの。
・そして2026年5月、高市総理によってFOIP戦略の進化が発表された。進化版FOIPでは、厳しい国際情勢の中で、日本を含むインド太平洋の各 国が、複雑に絡み合った相互依存関係を前提としつつも、自らの運命を自らの手で決めるために必要な自律性、強靱性を経済、社会、安全保障全ての面で身につけることが不可欠。
・日本は、ジョージアの主権及び領土一体性を支持し、経済・社会発展を一貫して支援してきており、ジョージアは、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の維持・強化における日本の重要なパートナーである。特に進化版FOIPにおいても重点分野の一つである「連結性の強化」に関し、ジョージアは、カスピ海ルートを通じた中央アジアと欧州を結ぶ戦略的なゲートウェイとしての役割を果たしている。このように、日本とジョージアは、国際社会における「国際公共財」の重要性の飛躍的な高まりに応じ、FOIP協力を共に発展させることができると本使は考える。