南オセチアおよびアブハジアへの渡航について(渡航中止勧告)

令和7年2月1日
 ツヒンヴァリ/南オセチアおよびアブハジア(行政境界ライン付近を含む)には危険情報「渡航は止めてください。」(レベル3)が発出されています。2008年のロシアが軍事介入したジョージア国内での大規模な軍事衝突以降も、ジョージアからの分離独立を求めるツヒンヴァリ/南オセチアおよびアブハジアにおいてロシア軍が占領を続けており、それぞれの「行政」境界ライン(ジョージア政府の統治が及んでいる地域との境界線)付近では、現在も周辺住民の身柄が拘束される事件が頻発しているほか、ロシア側の銃撃により周辺住民が死亡する事件が発生しています。また、激しい戦闘のあった地域においては、不発弾等が依然として残っており危険です。また、2022年2月のロシアによるウクライナ侵略開始以降も、こうした「行政」境界ライン付近の緊張した状態は続いており、当面状況が改善する見通しはないため、目的を問わず、渡航はしないでください。

 ※ジョージア国内の危険情報については、外務省海外安全ホームページもご参照ください。