元小結・黒海関への令和6年度外務大臣表彰授与決定

令和6年8月2日
     

8月1日、外務省は令和6年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。当館管轄地から、相撲を通じた日本とジョージアの文化交流の促進に貢献した功績により、以下の1名が受賞者に選ばれました。
 
受賞者名:元小結 黒海 太 ジョージア相撲連盟会長
表彰功績:相撲を通じた日本とジョージアの文化交流の促進
 
黒海氏は2001年に初土俵を踏み、2012年まで相撲力士として活躍しました。2006年3月に新小結に昇進し、史上初のヨーロッパ出身の関取として名をはせました。引退後、2018年からジョージア相撲連盟会長に就任し、当地における相撲の普及と若手力士の育成に尽力しています。また同氏は、メディア等を通じて当地における相撲普及の活動を精力的に行い、相撲の知名度と人気を向上させ、相撲練習生の増加にも導きました。相撲を通じた日本とジョージアの友好親善と相互理解の促進に貢献されています。
 
石塚英樹大使は8月2日、黒海氏に受賞の祝辞を電話で伝えました。黒海氏からは「この度はありがとうございます。日本の方々には大変お世話になりました」と喜びの声が届きました。
 
外務大臣表彰は、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献・功績のあった個人及び団体について、その功績を讃えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。今年度表彰されるのは、186個人、59団体(内訳は、国内在住受賞者38個人、6団体。海外在住受賞者148個人、53団体。)です。 国内在住受賞者をはじめとした表彰式出席者には、表彰状が授与されるほか、個人には副賞が贈られます。また、海外在住受賞者に対しては、在外公館を通じて後日表彰状及び副賞が贈られます。
外務省HPリンク:https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00959.html