2008年8月の紛争発生16周年に際する在ジョージア日本国大使館声明

令和6年8月8日
2008年8月のツヒンバリ地方/南オセチア及びアブハジアにおける武力紛争発生から16周年を迎えるに当たり、日本大使館は、紛争の犠牲者に深い哀悼の意を表するとともに、日本が国際的に認知されたジョージアの国境を変更しようとするいかなる試みにも反対し、ジョージアの主権及び領土一体性を一貫して支持していることを改めて表明する。
 
大使館は、ジョージア全土の紛争被害地域における人道的状況を憂慮し、国連総会が2024年5月28日に採択した決議「ジョージアのアブハジア及びツヒンバリ地域/南オセチアからの国内避難民・難民の地位」の完全なる履行の必要性を強調する。
 
日本は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化する上での重要なパートナーとして、ジョージアとの協力をこれからも継続していく。