令和7年秋の外国人叙勲受章の発表―ラナ・ゴゴベリゼ映画監督

令和7年11月3日
2025年11月3日、日本政府は、日本・ジョージア間の文化交流及び相互理解の促進に寄与したとして、映画監督のラナ・ゴゴベリゼ氏に旭日小綬章を授与すると発表しました。
 
ゴゴベリゼ氏は、「渦巻(転回)」で第2回東京国際映画祭(1987年)最優秀監督賞を受賞。「金の糸」は、日本の陶器の修復技法「金継ぎ」に着想を得た作品で、日本でも2019年に公開され話題を呼ぶなど、映画作品を通じた日本の伝統文化への関心の増加に寄与しました。
 
旭日章は、1985年に我が国最初の勲章として制定されました。勲章のデザインは、日章を中心に光線(旭光)を配し、鈕(章と綬の間にあるもの)には桐の花葉を用いています。この勲章は、我が国又は公共に功労のある方に授与され、外国人に対しても、日本と相手国との関係強化に大きな功績が認められた場合に授与されます。
 


© Gela Megrelidze